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フィリピンでの語学留学体験談!【前半】
管理人の体験談① 学内
さて、ここからが本題ですね!学内の話は平日の過ごし方についてが主になります。
留学概要
- 滞在先:IDEA CEBU ENGLISH ACADEMY
ホームページ(外部リンク) - 滞在期間:4週間
- 平日は朝から晩まで授業
- 食事・選択・部屋の清掃はスタッフがやってくれる
- Wi-Fiあり
- 日本人スタッフ常駐
IDEA CEBU ENGLISH ACADEMYは日本人が経営しており、日本人を中心に受け入れを行っています。今調べてみたら、2017年に学舎を移転したようですね。私が滞在していた時より設備も新しくなっているので、より快適に過ごせるのではないでしょうか。
実際に受けたカリキュラム
フィリピンでの語学留学の特長でもあるのですがセミスパルタと呼ばれる方式が取られていて、短期集中型のカリキュラムを組まれることが多いです。参考までに私がこなしていた平日のスケジュールを公開します。
単語テストは毎朝実施。不合格者はその日の外出禁止でした。
TOEICとCONVERSATION(会話)は先生1人に対し4~5人でのグループ授業。SPEAKING、PRONUNCIATION(発音)、GRAMMAR(文法)はマンツーマン授業です。
また、記載しておりませんが、2週間に1度、消灯前にTOEICの模擬テストが行われていました。
良かったこと!
- 24時間英語漬けで、短期間にみっちり英語力を鍛えられる
- Wi-Fi完備だったので、使えそうな表現をネットで調べる→覚える→使うという流れを作りやすい
- 文法の間違い、不自然な表現、弱点をその場で指摘してもらえる
カリキュラムがしっかり組まれているので、学習意欲にあまり左右されずに量をこなせます。
英会話を習得する上で日本人に一番足りないのが”アウトプット“だと思っていて、ただ暗記するだけの英語を続けていても喋れるようにならないんですよね。留学する一番のメリットは、英語を実際に使う場面がたくさんあることだと思います。また、間違えたらその場で指摘してもらえるのはありがたかったです。ヘタに意味が通じてしまうと通常の会話ではスルーされてしまって、自分では間違いに気づけないので、ちゃんと指摘してもらえる環境というのは大事です。
ここがちょっと不満・・・
- クーラーが寒すぎる
- 日本人が多すぎる
- TOEICの授業
クーラーが寒すぎる
南国フィリピンはエアコンじゃなくてクーラーでした。温度調節機能がなくて、ひたすら冷やしまくるので屋内はとにかく寒いです。長袖のパーカーは必須です。あと、クーラーの音がうるさいです。
日本人が多すぎる
英語が飛び交っているのかと思いきや、日本人が多すぎてそうでもなかったです。特に長期留学で来ている人たちが環境に慣れ過ぎて日本人同士でずっと話していて、モチベーションに悪影響でした。毎週水曜日を母国語禁止のEnglish Only Dayにするなど、学校側もいろいろ対策を練ってくれていたのですが・・・。
TOEICの授業
TOEICの授業は要らないかなと思いました。
いろんな意見があると思いますが、私は英会話とTOEICはまったく別物だと思っています。なので英会話を習得するために来ているのに、TOEICの勉強をするのが苦痛でした。TOEICはビジネス寄りの単語や言い回しが多いので、日常会話ではあまり登場しないような表現も見受けられます。留学の成果をはっきりと数字で表せるので、そういう意味ではいいんでしょうけれど。。。
管理人の体験談② 学外
平日は1日のほとんどの時間を学内で過ごしますが、週末は授業もお休みです。なので、このタイミングで外出して観光に行く人も多かったです。
フィリピン観光!行ったところまとめ
カルボンマーケット
セブ島最大の市場、カルボンマーケットです!
地元の人たちもよく利用していて、とにかく安い値段でいろんな野菜や果物が買えます。マンゴスチンやランブータンなど、東南アジアに来たならぜひ食べておきたいものばかり!
現地で食べるフルーツってどうしてこんなに美味しいんでしょう。1㎏100~200円という超激安価格で買えるので、ここで大量に買って部屋の冷蔵庫にストックしてました。1個じゃないですよ、1kgです!タイ米に飽きても、フルーツには飽きなかったですね^^黄色いマンゴーのおいしさにハマりました。
マラパスクア島
なにかと観光地のイメージが強いセブ島ですが、学校の周りに観光地らしさはあまりありませんでした。観光客向けのきれいな施設が点在している一方で、古めかしい民家も多かったです。街中だと生活排水の臭いもキツかったですし、たくさんの原付バイクや車がクラクションを鳴らしながらヒビだらけの道路の上を走っていました。
しかしセブ島から少し離れたところにあるこの島は、まさしく日本人が思い描く南国の楽園そのものです!白い砂浜に青い空、透明度が高く美しい海が見られます。
土日の休みを利用して、思い切って1泊2日でこの島に来ました。移動は長かったけど、ここは本当に来て良かったです。とても静かな雰囲気で、日頃の勉強の疲れをのんびりと癒すことができました。
カワサンフォール
セブ島最大の瀑布、カワサンフォールです!たくさんの外国人観光客が訪れる場所です。
水がものすごく青い!泳いでいる人もたくさんいました。イカダに乗って滝壺まで行き、滝に打たれるアクティビティが人気でした。日本だったら規制されちゃいそうですが、滝壺へ向かって飛び込みができるところもあります。カワサンフォールは深いところが多く、足がつくところの方が逆に少ないので、泳ぎが苦手でなければとても楽しめると思います!
また、近くに天然の温泉が湧き出ているところがあって、そこでのんびりできたのが個人的に嬉しかったです^^
語学留学をする上で大切な3つのコト
英会話スキルを向上させる上で、語学留学は大きな助けになります。しかし留学しさえすれば英会話スキルが上達するかというと、それは間違いです。
正しくは、留学して、ものすごく勉強して、ものすごく練習すれば、英会話スキルは向上します。努力するのは結局のところ、自分なのです。語学留学を通じて確かな成果を得るために、私が大事にしているコトを3つご紹介します。
- 自分なりの学習目標を持つこと
- 体調管理
- 恥ずかしがらない、恐れない
順を追って解説していきます。
自分なりの学習目標を持つこと
語学留学で最も大変なのはモチベーションの維持です。
語学留学をするという事は、生活のほとんどを語学の習得のために使うことを意味します。毎朝6時に起床して、単語テストを受けて、1コマ50分の授業を7つも8つも取って、予習も復習もする。これを毎日続けるのは簡単ではありません。自分のペースで学習できる長期留学の場合も同じです。自分のペースで学習できると言っても、その分長い期間モチベーションを維持し続けなければならないので、やはり大変です。
なので、留学期間中は必ずと言っていいほど”中だるみ”が起こります。最初は高いモチベーションで一生懸命取り組めていたとしても、慣れてくると途中から一気に勉強のペースが落ちます。3ヶ月以上滞在している人はまさにそんな感じでした。英語漬けの生活に飽きてしまうんですね。
留学はお金も時間もたくさんかかるので、低いモチベーションのままダラダラと過ごしてしまうのは非常にもったいないです。 自分はこの留学を通じてこうなりたいんだ!というビジョンをしっかりと持つことが、モチベーションの維持に役立つと思います。
体調管理
留学の体験談なんかを読むと、現地での生活は刺激的でとてもキラキラしていますよね。
だけどやっぱり住み慣れた日本を離れるという事は大きなストレスになり得ます。食事が口に合わなかったり、文化の違いに馴染めなかったり、感じ方は人それぞれです。
一緒にフィリピンに留学した友人の中にも、東南アジア特有の空気や食事が合わず、1週間も経たずに体調を崩してしまった人がいます。その人は授業をほとんど取らず、体調の回復に専念しました。途中に入院までして、点滴を打って、そこからなんとか持ち直して授業を受けられるようになりましたが、環境に順応するのが大変で勉強どころではなかったと思います。
体調管理は自分一人でどうすることもできない場合もあります。もし自分がこのような状況に置かれたらどうするか?誰に相談するのか?事前にシミュレーションしておくことで、問題が大きくならずに済むこともあります。
できるだけ抱え込まずに、周囲に相談しましょう。
恥ずかしがらない、恐れない
周りのレベルが高すぎて、英語を話すのが怖くなってしまう事があります。
特に周りに日本人がいると、なぜだか変に緊張してしまったりしますよね。外国人に英語を聞かれるのは全然平気なのに、日本人に英語を聞かれるのは恥ずかしいという感情。すごくよく分かります。
だけど”旅の恥は搔き捨て”。フィリピンでかいた恥なんて、後で誰も覚えてないから大丈夫です^^
もしどうしても気になるなら、マンツーマン授業をフル活用しましょう。素直に「周りのレベルが高くて英語を話すのが恥ずかしい」ということを、マンツーマンの先生に相談してみても良いかもしれません。英語で相談する行為そのものが、英会話のレベルアップに繋がりますよ!
さいごに
いかがだったでしょうか?
この記事を通じて語学留学がどういうものか、少しでもイメージできたのなら幸いです。
これから留学を考えている方が、留学を通じてできるだけたくさんのモノを身に着けて帰れるように、心から応援しています。
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