CouchSurfingで全く見ず知らずの人を家にあげたり、知らない人の家に急に泊まるなんて危なくないの?
こういった疑問にお答えします。
CouchSurfingとは?
カウチサーフィン (The CouchSurfing Project) は、インターネット上の無料国際ホスピタリティー・コミュニティーであり、現在世界で最も大きなホスピタリティー・エクスチェンジ・ネットワークである。英語の「カウチ」(couch, 日本語で言うソファー)とサーフィンを併せた名称である。CSともいう。
出典:カウチサーフィン 『ウィキペディア (Wikipedia): フリー百科事典』
海外旅行などをする人が、他人の家に宿泊させてもらう(カウチをサーフさせてもらう)という形式の相互的な思いやりや信頼による制度である。コミュニティーの軸にしたウエブサイトにて、プロフィール、身分確認制度、メンバー同士の評価等により、世界各地のメンバー間で連絡を取り相談の上で宿泊が決まる。
最終更新 2019年7月12日 (金) 02:00 URL: http://ja.wikipedia.org
CouchSurfingは、登録した人同士で無料で宿を提供し合うというサービスです。
宿泊の際にお金のやりとりは一切ありません。
知人にこの話をすると、
「それって危なくない?」
「襲われたりしない?」
「寝てる間に物盗られたりしない?」
といった不安の声を頂くことが非常に多いです。
今回は私が実践している”CouchSurfingでの身の守り方”について、3つご紹介していきたいと思います。
①レビューをしっかり確認する
CouchSurfingには登録者をレビューする機能があります。
レビューするタイミングは2回。
1.誰かの家に宿泊まった(ステイした)時
2.誰かを家に泊めた(ホストした)時
実際にどんな感じにレビューがつくのかをお見せします。
さらに今回は『ハワイで宿泊先(ホスト)を探す』と仮定して、レビューを参照しながらどんな風にホストを選ぶのかをお見せします。
まず、 ダッシュボード(自分のアカウントのトップページ)左上にある「Explore」をクリックします。
すると、目的に応じた絞り込み検索ができます。
今回は宿泊先(ホスト)を探したいので、「Find Hosts」を選びます。
そして検索窓に「Hawaii」と入れて検索してみましょう。
旅行のスケジュールが既に決まっているなら、チェックイン(ARRIVE)日とチェックアウト(DEPART)日を入力します。
# OF TRAVELERSは宿泊する人数です。
これらを入力しておくと、条件に合うホストが探しやすくなります。
気になる人がいたら、登録者ページを覗きに行きましょう。
まず見るべきは、赤丸で囲ってある「References」です。
ここからレビューページに飛びます。
「References」をクリックすると、その下に「From Surfers(宿泊者から)」「From Hosts(家主から)」「Personal(個人レビュー)」の3つが出てきます。それぞれのレビューの右側に「9」「0」などの数字がふってありますが、これがレビュー数を表します。
今回はこの方のホストとしてのレビューが見たいので、「From Surfers」を参考にすればいいですね。
この方はホストとしてのレビューが9つあり、レビュー内容も特に問題なさそうです。
中には他の家に泊まるばかりで、誰かをホストした経験がない方もいます。
この場合は「From Surfers」のレビュー数は「0」なので、「From hosts」や「Personal」のレビューから判断することになります。
これは全然違う地域の登録者のプロフィールですが、「Personal」にネガティブなレビューがついてます。
内容を見ると、女性の方がこのレビューをつけていました。
理由は”ホストの男性から「大好きだ」などと言われて少し不快だった。“とあります。
こういう場合は注意した方が良いかもしれません。
CouchSurfingのレビューの仕組みについて
CouchSurfingのレビューはホストとゲスト両方のレビューが揃わないと見れない仕組みになっています。
例えばCouchSurfingで誰かを泊めたとします。
その後すぐにレビューを書いても、すぐには反映されません。
ゲストのレビューが届いた時に、初めて両方公開されます。
なので、相手にネガティブな評価を付けたからといって、こちらもネガティブな評価をつけられる心配はありません。
また、レビューも強制ではないので、どうしても関わりたくない相手ならレビューしないという選択肢もあります。
②事前になるべくやり取りをして情報を引き出す
宿泊を決める前段階として、ゲストはホストにリクエストを送信します。
この際、自己紹介を兼ねたメッセージのやり取りをするのですが、ここでなるべく多くやり取りして情報を引き出しましょう。
何となくでも相手の人柄が掴めればOKです。
これは実際に私宛に届いた宿泊希望のメッセージです。
これだけしっかりメッセージを書いてくれる方は、私だったら信用しちゃいますね笑
中には本当に「Hey!」だけ送ってくる人もいます。
これはさすがにお断りしました。
他にもちょっとでも「ん?」と感じたら、やめておいた方が良いかもしれません。
あまり神経質になっても楽しめなくなっちゃいそうで難しいですが、上のように礼儀正しく書いてくださっている方なら、トラブルが起きるリスクも少ないと判断できるのではないでしょうか。
③泊めるゲストのプロフィールは要チェック!
例えば泊めるゲストの性別を限定している、等は注意した方が良いでしょう。
男性なら「女性だけ宿泊OK!」などの場合です。
お察しの通りですが、下心が垣間見えるからです。
女性1人のカウチサーフィンで危ない目にあったという話も、ネットで調べたら出て来ます。
(外部リンク)
危ない橋を渡るリスクは極力回避すべきですね。
他にもプロフィール欄がスカスカ、プロフィール欄に本人の顔写真がない、メッセージ返信率「responce rate」が低い、最終ログインから日が経っている方は避けた方が無難かもしれません。
いかがだったでしょうか。
CouchSurfingはその特性上、どうしても危険なイメージを持たれがちですが、ポイントさえ押さえれば危険な目に合うリスクもぐっと低くできます。
上手に活用して、どうかCouchSurfingで素敵な思い出を作ってください!
まとめ
CouchSurfingで危険を回避する3つの方法
- ①登録者のレビューをしっかり確認しよう。
- ②事前に多くやり取りして相手の情報を集めよう。
- ③プロフィール欄に怪しいところがないか確認しよう。
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